大量生産の現場にもロボットによる自動化
食品業界等によくある製品の箱詰め作業など高速に作業を行わなくてはならない製造工程にて、複数の作業員にて作業を行っているためコストがかかってしまう。
またそのような高速な製造作業を行いたいが、人手不足にて生産性が上がらず担い手を募集している企業の皆様へ。
今回はそのような悩みをすべて解決できる産業用ロボットをご紹介致します。
お困りごと
●人手不足で悩んでいる
●高速な作業スピードが求められる
●作業ミスをなくしたい(高精度・高品質を求めたい)
解決策
【パラレルリンクロボットがその全ての悩みを解決】
搬送する製品の重量によって制約はあるものの、1分間に200回程度の往復動作を高精度に長時間運転可能です。
また、食品搬送を想定した食品機械用グリースの使用などロボット自体の構造にも工夫をしています。
●人手不足分をロボットスペックで補うような自動化・省力化が可能
●高速な動作が行える
●ロボットの繰返し動作の精度が良い(人による梱包ミスなど無し)
ロボット導入イメージ
期待できる成果
●人手不足に悩む心配がない
パラレルリンクロボット導入により省人化が実現できます。 新たに作業者が増えた場合は都度作業教育が必要ですが、パラレルリンクロボットならば最初に動作を教え込むだけで良いため、教育時間の短縮にもなります。
●作業スピードのアップによる生産性向上
人だと両手を使っても1回に2個程度の箱詰めが限界ですが、パラレルリンクロボットはロボットハンドを工夫すれば、更に多くの製品を同時に搬送することも可能なため作業スピードが向上します。
●梱包ミスの削減
高速な作業となればそれだけ人為的なミスは起きがちです。パラレルリンクロボットによる作業であれば、そのような作業ミスを削減することが可能です。
パラレルリンクロボットの特長
複数のモータが並列に配置されており、その出力を1点に集中させる構造となっているため、俊敏な動作が可能となっています。
この構造により1分間に150~230回程度の高速な繰り返し動作を可能とします。
でも実際の動作だと…
150~230回程度の動作が可能と説明しましたが、実際にはそこに搬送物をつかむ時間とはなす時間を考慮しなくてはいけません。
搬送物によってはロボットがつかみにくい物もあります。
そうなるとロボットの速度を極力遅くしたり、つかむ時間を長くしたりと調整する必要が出てきます。
パラレルリンクロボットを選定する際は、上記のような注意点を考慮して選定する必要があります。
ちょこっと豆知識 ~ロボットが脱臼~
パラレルリンクロボットは高速な動作をするため、周りの機械や装置とぶつかってしまう場合があります。
そんな万が一の時に備えて、ロボットと周辺装置へのダメージを最小限に抑えるため、ジョイント部と呼ばれるところが外れる構造となっています。
これもパラレルリンクロボットならではの構造です。
パラレルリンクロボットが導入可能なのか、そして実際に導入する場合の費用など、まずは検討してみたいという企業の皆様、ぜひお問合せ下さい。
弊社が検討段階よりサポートさせて頂きます。