機械や装置の状態に合わせてインバータでプログラミング ~DriveWorksEZツールの活用でPLCレス化~
機械や装置を動かすために必要不可欠なものはモータです。そのモータを制御するためにインバータが使用されることが多くあります。
インバータ=モータの動き(回転)を制御するものというのは馴染みのあることだと思いますが、インバータができることはそれだけではありません。
簡易的なPLCの代わりを担うこともでき、機械や装置の状況によっては、PLCレス化というメリットを生むことができる可能性を秘めています。
今回は、上記のように機械や装置を簡易的に制御するインバータツール、DriveWorksEZについてご紹介します。
安川インバータ プログラミングツール DriveWorksEZの活用
<ポイント1>インバータで装置状態を把握
センサ信号やインバータ指令、内部モニタの入力信号と様々な演算機能を掛け合わせて自在にプログラム作成が可能です。
<ポイント2>プログラミングが直感的に行えるファンクションブロック
400個以上のファンクションブロックを使用してプログラム作成することができます。
またプログラミング方法も、使用したいブロックをドラッグ&ドロップで挿入するのみで、ブロック詳細も確認できるため、プログラミングに不慣れな方でもスムーズに作成することができます。
<ポイント3>様々な機械に適用可能!
コンベアやファン、ポンプなどの機械装置やその他、各種センサ類の周辺機器と同時に使用しているような機械・装置に対して適用可能です。
簡易的な装置の故障予知診断も可能で、様々なソリューションに対応できます。
※故障予知診断機能については、「止まらない機械・設備の実現 ~インバータによる機械の故障予知~」をご覧下さい。
(プログラム例)
●コンベヤでの当て止め運転
●装置の自動速度切り替え
●装置の正転・逆転運転切り替え など
安川インバータツール、DriveWorksEZについて詳しい機能を知りたい方、デモ機を用いてのご説明やサンプルプログラムを実際にご覧いただくことも可能ですので、ぜひ一度お問合せ下さい。