【アイエイアイ】産業用ロボットの使用例を1件追加しました。
自動車部品圧入機
圧入加工を電動化したことで安全装置作動後の反応(加工停止)が速くなりました。
【装置概要】
・圧入加工で自動車部品を作る装置です。(3,000個/日)
・圧入加工中に手がはさまれることがないように、圧入機の前面にライトカーテン を 設置して、危険があった場合には加工を停止する安全装置を設けてあります。
<改善前>
【今までの設備】 ・作業者が圧入機にワークをセットします。
・運転ボタンを押すと、ライトカーテンが作動し、安全を確保した上で圧入加工を行います。
・圧入が完了するとライトカーテンが切れ、作業者がワークを取り出します。
【問題点】 ・ 圧入加工中に作業者が手を入れて(ライトカーテンを遮っても)すぐに止まりませんでした。
・ライトカーテンを遮ってから停止するまでの時間が0.3秒程あったため、ケガをする危険性がありました。
<改善後>
【今回の設備】 エアシリンダーをエレシリンダーへ変えました。
【改善点】 ・ライトカーテンを遮ってから、圧入加工が止まるまでの時間が0.1秒になり、反応がはやくなりました。
・圧入加工中に誤って手を伸ばしてしまった場合でも、手が届く前に確実に止まるようになり、ケガする危険性がなくなりました。
【改善による効果】
●ライトカーテンを遮ってから圧入加工が止まるまでの時間が短縮できました。
●手が届く前に圧入加工が確実に止まるようになり、安全面の問題が解消されました。
<詳細はメーカーHPへ>
http://www.iai-robot.co.jp/case/industry/automotive/atsunyu-lightcurtain.html