【IAI】産業用ロボットの使用例を1件追加しました。
<いちご大福のフタ装着装置>
【概要】
・いちご大福を詰めた箱がベルトコンベアーで流れてきて停止位置で止まります。
・ベルトコンベアーで流れてきたフタを持ち上げて箱の上に運びます。
・フタを下げて箱にセットして次工程の梱包/出荷に送ります。
【従来の問題点】
・エアシリンダーが箱の上で停止する際、衝撃でフタが落ちてしまうチョコ停が発生していました。
→コンベアーを止め、落ちたフタを拾い、エアシリンダーの速度調整を行っていました。
・エアシリンダーでは、フタを持ち上げるときに急加速することから、フタを取り残すことによるチョコ停が発生していました。
→コンベアーを止め、フタがないまま流れて行った箱を回収し、エアシリンダーの速度調整を行っていました。
・チョコ停からの復旧に必要な時間
速度調整10分、チョコ停頻度:4回/日
10分×4回=40分/日
【電動化による改善内容】
・エアシリンダーをエレシリンダーに入換えました。
・減速度を低くして衝撃を抑えることで、ゆるやかに停止することができるようになりました。
フタ落下によるチョコ停がなくなりました。
・加速度を低くして急加速を抑えることで、ゆるやかにフタを持ち上げることができるようになりました。
フタ取り残しによるチョコ停がなくなりました。
・チョコ停がなくなり、復旧に費やす時間が不要になりました。
・復旧にかかる時間:0分/日
【改善による効果】
労働時間を1日40分短縮できました。
1日当りのチョコ停復旧にかかっていた時間40分がなくなりました。
年間人件費削減効果は19万円です。
1,200円×40分(内訳:10分×4回)×240日=192,000円
<詳細はメーカーHPへ>
http://www.iai-robot.co.jp/case/industry/food/ichigodaifuku-futa.html